耳のきこえについて
補聴器の装用時期
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補聴器の装用時期
補聴器は社会的活動や人付き合いが多い時期からの装用が望ましく、その活動の中で補聴器に慣れていくことが重要です。
社会的活動が少ない時期から
補聴器の使用を開始
主な話相手:家族、親しい人等
話が聞こえにくい場合、「もっと大きな声で」、「ゆっくり言って」と頼めば話し手側が努力してくれるため、難聴者自身が補聴器の必要性を理解しにくくなってしまう。
社会的活動が多い時期から
補聴器の使用を開始
主な話相手:取引先、顧客等
話し手側に自分が聞きやすい条件を要求することができないため、装用者が補聴器を使いこなすための努力をしていく。
社会的活動が多い時期から補聴器の使用を開始する場合、話し相手が取引先、顧客等の場合は、話し手側に自分が聞きやすい条件を要求することができないため、装用者が補聴器を使いこなすための努力をしていくことになります。
反面、社会的活動が少ない時期から補聴器の使用を開始すると、話が聞こえにくい場合、「もっと大きな声で」、「ゆっくり言って」と頼めば話し手側が努力してくれるため、難聴者自身が補聴器の必要性を理解しにくくなってしまいます。